回帖:な行
ないし
· 英語を学ぶために、アメリカないしイギリスに行きたい。「或者」
· 完成には5年ないし10年かかるだろう。「到、至」
ないしょ(内緒)
· 花びんを割ってしまったことを、父には内緒にしておいた。「瞞着、秘密」
ないしん(内心)
· 間に合ったから良かったものの、内心冷や冷やした。「内心、心中」
なおさら(尚更)
· 熱があるのならなおさらのこと、旅行は中止した方がいい。「更加、越発」
なげく(嘆く)
· 母は、息子が勉強しないで遊んでばかりいると嘆いた。「嘆惋、哀嘆」
なげだす(投げ出す)
· 練習がつらくて、途中で投げ出してしまった。「放棄、抛棄」
· 泥棒は手提げ金庫を投げ出して逃げた。「扔下、甩」
· 命を投げ出す。「豁出」
なごやか(和やか)
· お茶を飲みながら和やかに語り合った。「和諧」
なごり(名残)
· 冬のなごりの雪が、まだあちこちに見えた。「残餘」
· いつまではなしても名残は尽きない。「惜別、依恋」
なさけ(情け)
· 人の情けにすがるのもよいが、自分の努力が肝心だ。「同情、慈悲」
· 情けを知る年ごろ。「愛情、恋情」
· なさけ容赦もなく。「情面、情義」
なさけない(情けない)
· こんなやさしい漢字も書けないなんて、情けない。「令人遺憾、可憐」
· 試験に不正をやるとは情けない。「可恥、可鄙」
なさけぶかい(情け深い)
· 情け深い人が、捨てられた子猫を拾って育ててくれた。「仁慈、富於同情心」
なじる(詰る)
· 他人の失敗をなじるだけでは、問題は解決しない。「責問、責備」
なだかい(名高い)
· この村はブドウの産地として名高い。「有名、著名」
なつく(懐く)
· 犬好きの山田さんにはどんな犬でもよくなつく。「接近、喜歡」
なにげない(何気ない)
· 何気なく口にした一言が人を傷つけることもある。「無意、無心」
· 彼は何気ない様子で席についた。「若無其事、假裝沒事」
なにとぞ(何卒)
· 契約の件は、なにとぞよろしくお願いします。「請…」
なにより(何より)
· 健康には睡眠が何よりだ。「再好不過、最好」
· 漫画が何よりし好きだ。「比什幺都」
なまぐさい(生臭い)
· 料理した後、魚の生臭いにおいが消しえない。「腥、膻」
なまぬるい(生ぬるい)
· 真夏の太陽に温められて、海の水は生ぬるくなっていた。「微暖」
· そんな生温いやり方ではだめだ。「不太徹底、不太嚴格」
なまみ(生身)
· 生身の人間だから涙も流すし、興奮して熱くもなる。「肉身、肉體」
なめる(嘗める·舐める)
· ネコは体をなめて傷を治す。「舔」
· 試験をなめてかかったら、0点を取ってしまった。「輕視、小看」
· 辛酸をなめる。「嘗受、經歴」
ならびに(並びに)
· 裁判官、検事並びに弁護士は、司法試験に合格しなければなれない。「以及」
なりたつ(成り立つ)
· みんなが法律を守らなければ、社会は成り立たない。「不能維持」
· 両者の間で契約が成り立ちました。「談妥」
· 日本は大小多数の島から成り立つ。「構成、組成」
なれなれしい(馴れ馴れしい)
· 一度お茶を飲んだだけなのに、恋人のようになれなれしい態度をとる。「過分親昵」
なんだかんだ(何だ彼んだ)
· 学校を卒業してから、なんだかんだで20年になる。「這樣、那樣」
なんなりと
· 困ったら、どうぞ遠慮せずになんなりと相談してください。「無論什幺、不管什幺」
にかよう(似通う)
· あの二人は、姉妹のように顔が似通っている。「相似、類似」
にぎわう(賑う)
· 年末の大売出しで、デパートはにぎわっていた。「熱鬧、繁華」
にげだす(逃げ出す)
· 困難にぶつかって逃げ出していては何も解決しない。「逃跑、逃避」
にじむ(滲む)
· 一生懸命働く父の額には、汗がにじんでいた。「滲」
· 手紙に思いやりがにじんでいる。「反映出」
にせもの(偽者)
· だまされて、にせものの絵を買わされた。「假冒者」
になう(担う)
· 彼は、次の時代を担う有能な人材だ。「肩負、負擔」
にゅうしゅ(入手)
· マイケル·ジャクソンのコンサートの切符は、入手が困難だ。「得到、取得」
にんじょう(人情)
· 彼は人情が厚いので、困った時は頼りになる。「人情」
にんめい(任命)
· 開発チームのリーダーに任命されて、責任の重さを感じた。「任命」
ぬけだす(抜け出す)
· 経済は、いよいよ不況を抜け出して、好況の局面に入った。「擺脱」
ね(音)
· 静かな夜、誰かが吹く笛の音が聞こえてきた。「楽音」
· つらい練習に音を上げた。「叫苦」
ねいろ(音色)
· バイオリンの音色にはどこかさびしさがある。「音色」
ねうち(値打ち)
· これは古い品だが、こっとう品としての値打ちはない。「價値」
ねじれる(捩れる)
· ねじれたくぎは使い物にならない。「彎曲、扭歪」
· あいつは性格がねじれている。「乖僻」
ねたむ(妬む)
· 出世をねたんだ人から、彼はいやがらせを受けた。「嫉妒」
ねだる
· 結婚10年目の記念に、妻は夫にダイヤモンドの指輪をねだった。「死氣白賴的要求」
ねびき(値引き)
· 閉店近くになると、食品は一斉に値引きされて安くなる。「降價、減價」
ねまわし(根回し)
· 会議の前に出席者に根回ししておいたので、提案はすんなり通った。「事前講明、打下基礎」
ねる(練る·錬る)
· うどんは、粉に水と塩を加えてよく練って作る。「攪拌、揉和」
· 胆力を錬る。「鍛煉」
· 構想をねる。「斟酌、推敲」
ねんちょう(年長)
· 彼は私より3歳、年長だ。「年長」
ノイローゼ
· 仕事が性格に合わなかったせいで、ノイローゼになった。「神經過敏、神經衰弱」
のうにゅう(納入)
· 期限までに授業料を納入する。「交納、繳納」
のがす(逃す)
· 釣り糸が切れて、大きな魚を逃してしまった。「放過、錯過」
のがれる(逃れる)
· 台風から逃れるために、漁船は進路を変えた。「逃避、擺脱」
のきなみ(軒並み)
· 隣近所が、軒並み泥棒の被害にあった。「毎家」
· 公共料金がのきなみ値上げされた。「一律」
のぞましい(望ましい)
· 応募書類は、事前に書いてくることが望ましい。「最好、最理想」
のぞむ(臨む)
· 十分に準備をして試験に臨んだ「面對、參加」
のっとる(乗っ取る)
· 飛行機が、武器を持った数人の男に乗っ取られた。「劫持、侵佔」
のどか「長閑」
· 風もないのどかな春の1日を、恋人と過ごした。「和暖、晴朗」
· 試験が終わって、長閑な気持ちで一日を送る。「悠閒、寧靜」
ののしる(罵る)
· だまされた彼は、相手のことをののしった。「謾骂、咒骂」
のべ(延べ)
· この建物の延べ床面積は500平方メートルだ。「共計、總計」